ScottGu's blog translated by Chica @ Wankuma

.NET Web 製品のロードマップ (ASP.NET, Silverlight, IIS7)

  

先週、Visual Studio 2008と.NET 3.5を出荷いたしました。このリリースは.NETには大きなもので、Web、クライアント、オフィス、モバイルなどの環境に対して多くの新しい機能と改善点を提供しています。

これからの数か月に渡り、このVS 2008と.NET 3.5の基盤上で構築する、.NET開発がよりよく行えるような追加製品のシリーズをご提供していきます。以下は現在私のチームが今後数カ月に渡り取りかかっていく.NET Web開発用のリリースについてのロードマップです。:

.NET Frameworkライブラリのソースコードのリリース

先月、公表いたしましたが、.NET Frameworkライブラリのソースコードのダウンロードおよび参照と、Visual Studio 2008を使用してそれらの統合化されたソースのデバッグの有効化をご提供いたします。これについての詳細はここからご覧いただけます。

現在これをホストするソースサーバの最終配備を終えようとしており、間もなくVisual Studio 2008で統合化されたデバッグ機能の使用方法について公開していきます。利用可能になりましたらこの機能の設定方法を詳細にブログでご紹介いたします。

ASP.NET 3.5 Extensions のリリース

VS 2008 と .NET 3.5にはASP.NET開発用の新しい機能が数多く含まれています。ASP.NET 3.5 Extensionリリースで来年また多くのASP.NET機能を提供していく予定です。最初のこの公開プレビューはWeb上で来週ダウンロードできます。

来週のASP.NET 3.5 Extensionsプレビューリリースには次のものが含まれます。:

  • ASP.NET MVC: このASP.NET用のモデルビューコントローラ(MVC)フレームワークでは構造化されたモデルが提供され、Webアプリケーションでの問題をクリアに区別化、コードの単体テストの簡易化、TDDワークフローのサポートなどが可能になります。アプリケーションで公開したURLや、それらから省かれたHTMLをより制御できるようになります。これについての詳細は ASP.NET MVC チュートリアルシリーズのパート1でご覧いただけます。今週末にこのパート2を書いて投稿できればと思っています。
  • ASP.NET AJAX の改善: ASP.NET 3.5 Extensionsリリースの新しいASP.NET AJAX 機能には、改善されたブラウザの履歴サポート(戻る/進むボタンの統合、新履歴サーバコントロールによるサーバ側の履歴管理サポート)、改善されたAJAXコンテンツとリンクのサポート、追加のJavaScriptライブラリ改善などが含まれています。
  • ASP.NET Dynamic Dataサポート: ASP.NET 3.5 Extensionsのリリースでは、データ駆動のWebサイトをより高速に作成する新しい機能が提供されます。リッチな足場フレームワークの提供、ASP.NETのWebフォームとMVCの両方使用した高速なデータ駆動のサイト開発が可能になります。
  • ASP.NET Silverlight サポート: ASP.NET 3.5 Extensionsリリースで、ASP.NETアプリケーションで簡単なSilverlightとの統合をサポートします。新しいコントロールが含まれており、Silverlightのビデオ・メディアの統合やサイトでの対話式のコンテンツが簡単になります。
  • ADO.NET データサービス: ASP.NET Extensionsのリリースと並行して、ADO.NET エンティティ フレームワークをリリースします。これは新しいモデリングフレームワークを提供するため、開発者は、情報の実世界と綿密に並んだデータベースのスキーマの概念的モデルを定義できるようになります。また、新しいデータサービス(コード名:Astoria)の新しいセットも出荷いたします。これによりASP.NETアプリケーション内からAPIのエンドポイントに基づいたRESTを簡単に公開できるようになります。

Silverlight 2.0のリリース

2か月前、Silverlight 1.0 for Mac と for Windowsを出荷し、Silverlight on Linuxを提供する予定であることを発表いたしました。Silverlight1.0はブラウザでのリッチメディアのシナリオを可能にすることに焦点を当てており、JavaScript/AJAXプログラミングモデルをサポートします。

来年、Silverlightのメジャー更新をリリースする予定で、それはリッチなインターネットアプリケーションに焦点を当てます。このリリースには.NET Frameworkのクロスプラットフォーム、クロスブラウザバージョンが含まれており、ブラウザ上でリッチな.NET開発のプラットフォームが可能になります。今年の最初にこのリリースの基本的な機能がいくつか含まれたAlphaの初期バージョンを出荷しました。次の公開プレビューはこの機能セットへ多くのものが追加されたものです。次の公開Silverlightプレビューにある新しい.NETの特別な機能には次のものが含まれています。:

  • WPF UI Framework: 現在のSilverlight Alphaリリースは基本的なコントロールサポートとUI描画に対する管理APIのみが含まれています。次の公開SilverlightプレビューはWPF UIフレームワークの高いレベルの機能に対するサポートが追加されます。これらには、次のものが含まれます。:拡張可能なコントロールフレームワークモデル、レイアウト管理サポート、2方向のデータバインドサポート、コントロールテンプレート、スキンのサポート。SilverlightにあるWPF UIフレームワーク機能はWPF UIフレームワーク機能は、先週リリースされた.NET Framework3.5のWPF UIフレームワークの互換性のあるサブセットになります。

  • リッチなコントロール: Silverlightはコントロールのリッチなセットを提供し、より簡単にリッチなインターネットアプリケーションが構築できます。次のSilverlightプレビューリリースではコアフォームのコントロール(textbox, checkbox, radiobuttonなど)に対するサポート、ビルドインのレイアウト管理コントロール(StackPanel, Gridなど)、共通の機能コントロール(TabControl, Slider, ScrollViewer, ProgressBarなど)、データ操作コントロール (DataGridなど)が追加されます。

  • リッチなネットワークサポート: Silverlightはリッチなネットワークサポートを提供します。次のSilverlightのプレビューリリースではREST, POX, RSS, and WS* communicationをサポートします。またクロスドメインネットワークアクセス(それによりSilverlightクライアントがWeb上の信用あるソースからのリソースやデータにアクセスできます。)へのサポートも追加されます。

  • リッチなベースクラスライブラリのサポート: Silverlightには、リッチな各機能の.NETベースクラスライブラリ(collections, IO, generics, threading, globalization, XML, ローカルストレージなど)が含まれています。次のSilverlightプレビューリリースにはビルドインでLINQ to XMLおよびよりリッチなHTML DOM API統合に対するサポートも追加されます。

以前、この.NET可能なSilverlightリリースをSilverlightV1.1と呼んでいました。その中の新しい全ての機能の全体を見渡した後(上記リストはサバセットのみです。-まだ共有していないものがたくさんあります。)、ポイントリリースで呼ぶことが本来の機能を反映していないことに気がつきました。そこで名前を変更することにし、今後SilverlightV2.0と呼ぶことにしました。

2008の第1四半期にSilverlight 2.0のベータをリリースします。このベータはGo-Liveライセンスをサポートしており、開発者はSilverlight 2.0アプリケーションの構築・配備を行うことができます。

また、フリーのVisual Studio 2008ツールアップデートをリリースします。それによりVisual Studio 2008でSilverlight2.0ツールサポートが提供され、開発者はSilverlightアプリケーションを全ての.NET言語で簡単に構築できます。Silverlightの開発はVisual Studio 2008 Standard/Professional製品の両方でサポートされており、フリーのVisual Studio 2008 Expression Editionでもサポートされています。

数週間で新しいブログチュートリアルシリーズを開始します。そこでSilverlight2.0アプリケーションの構築方法を公開し、新しい機能をより深くご紹介します。詳細をご期待ください。

IIS 7.0

来年の初旬に、IIS 7.0の最終リリースをWindows Server 2008リリースの一部として出荷します。 以前ブログに書いたように、IIS 7.0はWebサーバスタックのメジャー更新になり、非常に多くの新しいまた改善された拡張性、構成、管理のアーキテクチャーが導入されます。

IIS 7.0の一番すばらしいところは、.NET Frameworkと全てが上手く統合されており、サーバの拡張やカスタマイズを.NET言語を使用して行うことができるところです。以前では大変なC++ ISAPIを書かなければならなかったことを、現在ではVBとC#で簡単に行えます。サーバ上でのWebアプリケーションの開発や管理もうまくIISとASP.NETを渡って統合されています。

IISのための新しいWebアプリケーション開発フレームワークの詳細についても間もなく公開していきたいと思っております。シングルサーバまたはWebファームマシン上のどちらででも簡単にWebアプリケーションの配備を自動化することが可能になります。Webアプリケーションのバージョン付け(簡単に前のバージョンへのロールバックも可能です。)や、自動での複数のサーバへの供給が簡単に行えます。また、配備のタスク(コマンドラインまたはPowerShellスクリプティングAPIのどちらでも使用可能)の完全なオートメーションも可能です。このWeb配備フレームワークとIIS7のコンビネーションにより以前に比べより上手くASP.NETサーバアプリケーションの配備と拡張を行うことができるようになります。

まとめ

先週のVS 2008と.NET 3.5リリースは.NET開発にとって非常に大きな一歩前進でした。このリリースで多くの新しい言語、ランタイム、ツール機能を提供できただけではなく、より重要なこととして、今後何カ月も何年も構築を行っていくための非常に信頼性のある基盤が提供できました。上記のそれぞれのリリースについての詳細については今後の私のブログにご期待頂ければと思います。

Hope this helps,

Scott

ScottGu's blog translated by Chica @ Wankuma 

※本翻訳に関しまして、Scottさんにはご了承頂いております。