Webでビデオを見ることは現在では当たり前の事として捉えられるようになり、主要なサイトで何かしらの形(製品ビデオ、トレーニングビデオ、リッチな広告、ユーザが生成したコンテンツ、顧客からの推薦文章など)でますます取り込まれていっています。
サイトにビデオを追加するに当たり、問題となるのがコストをかけずに提供する方法です。ネットワークの帯域は高額で、高品質なビデオを使用するとすぐに費用がかさんでいきます。
以下のブログ投稿ではビデオの提供費用を削減するために使用できるいくつかのオプションの簡単な概要になります。そこでは新規でのダウンロード製品、IIS 7.0 ビットレートスロットリングモジュールについて書かれてあります。これは、数日前にリリースされたもので、ビデオ技術(Silverlight、Windows Media Player、Flashなど)を使用してIISのWebサーバからビデオを提供する際に簡単にコストが抑えられます。
オプション1:ビデオホスティングサービスの使用
ビデオの帯域コストを削減する方法の1つは、YouTubeまたは無料のMicrosoft Silverlight ストリーミングサービスなどのビデオホスティングサービスを使用することです。これにより、ビデオコンテンツを他人のネットワークを使用して提供でき、自分自身の帯域消費を避けることができます。
もしSilverlight ストリーミングサービスをあまりご存じない方のためにですが、これは無料で、ビデオを10GB までアップロードすることができ、1か月5テラバイトのコンテンツを(1.4Mbpsビットレートまで)ダウンロードすることができます。ビデオを埋め込みたいカスタムのSilverlightクライアントプレーヤーアプリケーションを構築することができます。つまり、特別なビデオプレーヤーのルックアンドフィールやビデオを再生するためにサービスロゴやウォータマークが不要になります。サイトの中へビデオを完全に統合することができ、それをホストするためのUIはどんなものでも利用することができます。
オプション2:所有サーバー上でビデオをホスティング
たまにビデオホスティングサービスが状況に合わなくて(例えば、固有のユーザアクセス承認を使用したい、非常に長いビデオを再生させたい、ビデオに固有の広告を提供したいなど)、その代りに、所有するサーバからビデオを提供して、それに対して完全な管理を行いたい場合があります。
通常サーバからビデオを提供するために使用できるオプションは2つあります。ストリーミングの方法を使用するか、進行的にビデオをダウンロードする方法です。:
ストリーミングサーバのシナリオ
ストリーミングの場合、クライアント(Silverlight,Windows Media Player, Flash,Real Networksなど)はストリーミングサーバに接続します。ストリーミングサーバはその時監視するビデオストリームを送信し、通常ユーザは動的にこのビデオストリームを前後にスキップ、一時停止、停止することができます。ユーザがブラウザを閉じた時またはそのページから移動した時、そのビデオストリームは自動的に送信を停止します。
Windows メディアサービス (WMS) は無料のWindows用ストリーミングサーバでダウンロードすることができ、Windows Media Player またはクロスプラットフォームの Silverlight ブラウザクライアントの両方に対してビデオをストリームすることができます。一般的には非常に拡張性のあるサーバでWeb上でビデオストリーミングする費用対効果のある方法として認識されており、オンデマンドのファイルストリーミングの場合(例えば、.wmvファイルのストリーミング)またはライブストリームの場合(例えば、実況したいオリンピックのようなスポーツ行事)の両方を処理します。
Windows メディアサービスはWindowsサーバのどのバージョン上でも使用でき、
新しいWindows Server 2008 Web Serverエディションも含まれます。(これは$469で4つのプロセッサと32GBのRAMまで可能で、IIS、ASP.NET、SharePoint、Windowsメディアサービスをサポートしています。)
進行的なダウンロードの場合
進行的なダウンロードの場合、クライアント(FlashやSilverlightなど)はWebサーバから直接ビデオをダウンロードし、ビデオが十分ダウンロードされた時点で再生をスムーズに開始します。
進行的なダウンロードの方法を使用する利点は、Webサーバ上に非常に簡単に設定できるところです。WebサーバにビデオをコピーまたはFTPし、そのURLを取得するだけで、ビデオのクライアントプレーヤーにそれを接続することができます。そこで有効にするためにWebサーバの固有の構成やストリーミングサーバのインストールなどは必要ありません。
反対に進行的なダウンロードの場合の欠点は、サーバがデフォルトでファイルをできるだけ早くダウンロードするように設計されていることです。そのため、ユーザがサイト上でビデオの再生をクリックすると、そのWebサーバはできるだけ早くクライアントへ送信を試みます。これはユーザがそのビデオを全て見る場合は問題ないのですが、もしユーザが半分で停止した場合(または別のページへ移動した場合)でも、残りのビデオの部分がダウンロードされてしまいます。
もしその残りのビデオが何メガバイト(または何千メガバイト)だったとしたら、業務もしくはそのサイトに一切利点が無いのに、帯域に対して多額 のお金を費やすことになってしまいます。
IIS 7.0 ビットレートスロットリングモジュール
先週IISチームが出荷した新しい無料の
IIS 7.0 ビットレートスロットリングモジュールは進行的なダウンロードの費用を非常に低価にします。
ビットレートスロットリングモジュールでは、IIS Webサーバからダウンロードされるどんなタイプのメディアコンテンツ(.WMV, .MOV, .FLV, .MP3ファイルなど)に対しても帯域のスロットリング規則を簡単に構成することができます。
使用開始時から、ファイルが要求された時そのビットレートスロットリングモジュールはIISが初回のメディアコンテンツを素早く送信させます。デフォルトではその規則はMIMEタイプとファイルのビットレートエンコーディングを見るように設定されており、メディアファイルが20秒間再生できようになればできるだけ早く送信します。そのビデオクライアントが20秒間再生すると、IISのビットレートスロットリングモジュールはファイルのビットレートエンコーディングと等しくなる様に送信レートを下げます。その後、クライアント上のビデオプレーヤーが閉じられてないか、また他のページに移動していないかを監視し、もしユーザがいなくなった場合残りのファイルが送信されるのを自動的に停止します。
例えば、500Kbpsのビットレートでエンコードされている35MBのビデオファイルを再生している場合、IISはまずビデオのクライアントが再生を開始するためにできるだけ早く20秒間のビデオ(20秒@500Kbpsのエンコーディング == 1.25MB のコンテンツ)を送信します。
もし1分後ユーザが飽きてしまい、ビデオを停止するか他のページへ移動した場合、IISはそれを検知し、35MBファイルの残りの送信を停止します。IISがこのシナリオの場合全てのビデオの80秒間しかダウンロードしないため(ユーザが見た60秒間+20秒間のバッファウィンドウ)、最終的に使用されたネットワークの帯域は35MBではなく5MBだけとなります。1日何百回、何千回と30MB の帯域の節約が繰り返されるので、年間にすると何千ドルもの帯域節約になると簡単に換算できます。
IIS 7.0 ビットレートスロットリングモジュールのダウンロードとインストール
IIS 7.0のビットレートスロットリングモジュールのダウンロードと詳細は、
ここからご確認いただけます。
インストール後、IIS管理ツールにある"ビットレートスロットリング"ノードをクリックできるようになります。:
ここでファイルまたはファイルのタイプに応じで、ビットレートスロットリングの規則を構成してください。
以下の白書には有効化と使用方法についての詳細が記述されています。:
Mikeの投稿は
ここから、Vishalの投稿は ここから、 より詳細についてはここ からご確認ください。
これによりビデオをお使いの場合により費用対効果がよくなれば幸いです。
Scott